40歳の男性。仕事のストレスのためか、2年前より、胸の辺りの筋肉がピクピクと痙攣するようになったといいます。病院でみてもらったところ、脳には異常がなく、痙攣止めを処方されたそうですが、副作用が心配で途中で服用を止めたと言います。また、ひどいときは、痙攣が手や足に及ぶこともあり、気持ち悪いといいます。
体質は、気をよく使われるほうで、取り越し苦労も多く、眠りは浅くて、疲れやすいといいます。また、ときどき残尿感があることもあります。漢方薬は、神経をリラックスさせ、自律神経を安定させるものを処方しました。服用後1ヶ月、筋肉の痙攣が弱まっていると言います。また、夜もよく眠れて調子がいいとのこと。その後も漢方薬を服用し、半年後には痙攣はほとんど起こらなくなりました。