長引く微熱、だるさと漢方薬(40歳の女性)

40歳の女性。1年前に風邪をひいて体調を崩し、それ以来微熱や身体のだるさがあるといいます。病院で検査を受けたようですが特に異常はないといわれ、不眠傾向もあるため、軽い睡眠導入剤と精神安定剤が出ています。主な症状は、微熱、だるさ、不眠、肩こり、寝汗、動悸、不安感、で、身体が暑くなったり、すごく冷えたりするといいます。特に生理前にひどくなります。

漢方薬の柴胡桂枝乾姜湯(煎じ薬)を調合。飲み始めて1か月後、飲んでからしばらくして汗と小水がかなり出て、微熱が治ってきたといいます。さらに1か月後、だるさ、寝汗もなくなり、夜もよく眠れるようになったといいます。その後約半年間の服用で症状はすべて改善されました。