漢方講演会のお知らせ

令和3年10月15日(金)9時30分から2時間、静岡市清水区の飯田生涯学習交流館にて

「なんとなくの不調を整える」

「身体がだるい、疲れやすい、食欲がない、寝つきが悪いなどの病院に行くほどではないけれどなんとなく調子が悪い。そんな自分の体を見つめなおし、自分の不調の原因を知り、早めに対処するためのツボや自分でできる方法を学び、体に優しく疲労回復や夏バテ予防にもなる薬膳料理で体を整える。」

と題し、漢方のお話をさせて頂きます。

詳しくは、飯田生涯学習館まで。

お問い合わせ先電話番号:054-364-0911

(そのため薬剤師鈴木は13時からの出勤となります。よろしくお願い致します。)

ロカボにするように気をつけ妊娠出産

 先日、出産の報告をいただきました。
34歳の女性、お子様を考えて2年。卵管造影をし、卵管、ホルモンは問題ないが、多嚢胞性卵巣症候群で、3ケ月クロミッドを飲んで、タイミングをみてもらっていたそうです。こういう時期なので、病院にいくのをやめて、漢方薬で授かりたいということで、ご夫婦で相談にいらっしゃいました。
 自覚症状は疲れやすく、疲れると胃もたれしやすい、足の指先が冷たい、お風呂で立ちくらみ、イライラなどです。血液の毒(お血)を出す漢方薬を服用していただき、4ケ月目に妊娠が分かりました。写真はその漢方薬の中に入っている牡丹皮の、花の種です。
 悩んでいる方のために参考になればと、気を付けたことを教えてくださいました。エアーなわとびはあまりできなかったが、軽くウォーキングをするようにした。ペットボトルの緑茶はビタミンCが入っているので麦茶にし、合成甘味料を避け、ロカボ(糖質を少し減らして適正な量を摂取)にするように気をつけ、糖分が含まれているのでアイスをやめ、お菓子はナッツを食べるようにしたそうです。
  多嚢胞性卵巣症候群は治療薬として、メトグルコなど糖尿病の薬を使うことがあります。漢方薬と運動、そして糖質を少なくしたことで、無事妊娠出産されました。おめでとうございます。ご報告ありがとうございました。
                                               谷津 吉美