先日、出産の報告をいただきました。
34歳の女性、お子様を考えて2年。卵管造影をし、卵管、ホルモンは問題ないが、多嚢胞性卵巣症候群で、3ケ月クロミッドを飲んで、タイミングをみてもらっていたそうです。こういう時期なので、病院にいくのをやめて、漢方薬で授かりたいということで、ご夫婦で相談にいらっしゃいました。
自覚症状は疲れやすく、疲れると胃もたれしやすい、足の指先が冷たい、お風呂で立ちくらみ、イライラなどです。血液の毒(お血)を出す漢方薬を服用していただき、4ケ月目に妊娠が分かりました。写真はその漢方薬の中に入っている牡丹皮の、花の種です。
悩んでいる方のために参考になればと、気を付けたことを教えてくださいました。エアーなわとびはあまりできなかったが、軽くウォーキングをするようにした。ペットボトルの緑茶はビタミンCが入っているので麦茶にし、合成甘味料を避け、ロカボ(糖質を少し減らして適正な量を摂取)にするように気をつけ、糖分が含まれているのでアイスをやめ、お菓子はナッツを食べるようにしたそうです。
多嚢胞性卵巣症候群は治療薬として、メトグルコなど糖尿病の薬を使うことがあります。漢方薬と運動、そして糖質を少なくしたことで、無事妊娠出産されました。おめでとうございます。ご報告ありがとうございました。
谷津 吉美