歯槽膿漏と漢方薬(43歳男性)

1年前より、歯ぐきの腫れ、痛み、出血があるという。身長170cm体重79kgとやや太り気味で、甘い物を良く食べるという。また、仕事でのストレスを感じやすいのか、夜の眠りは浅いほうだという。アレルギー性鼻炎、蓄膿症あり。

漢方薬の四逆散と排膿散を処方。飲み始めて1ヵ月後、歯ぐきの腫れがおさまり、出血は半減。さらに1ヵ月後、腫れ、痛み、出血もなくなる。その後約半年間服用で完治し、蓄膿症の調子も良いという。

鼻炎、むくみ、小便が出にくい時の漢方薬

36歳男性。毎年ひどい花粉症に悩まされている。今春は、鼻水、目のかゆみと共に、ひどくむくみ、小便が出ないという。また、排尿痛、残尿感あり。

漢方薬の小青竜湯(煎じ薬)を処方。飲み始めて2週間後、小水が出るようになり、むくみが軽減。鼻水、目のかゆみも楽になっているという。その後も1ヶ月続けた。それ以来、毎年年明けから小青竜湯(煎じ薬)を服用しているが、花粉症、むくみはひどくならないという。