痛風と漢方薬…55歳の男性

50歳を過ぎてから、痛風に悩まされているといいます。身長170㎝体重84㎏、病院の薬を飲むことに抵抗があり、漢方のご相談に見えられました。血液検査での尿酸値は9.0㎎/ml。肉食脂物を好み、お酒は缶ビール1~2本/日。暑がりで顔色赤く血圧高めで、夜間尿2~3回/日。 

漢方薬の大柴胡湯(煎じ薬)と八味丸を調合。肉食を控えビールを日本酒に変えてもらいました。飲み始めていくと、体重が減少、血圧も下がっていきました。そして半年後の検査で、尿酸値が7.2㎎/mlまで改善。痛風発作も出ていないといいます。その後も漢方薬を継続中。

片頭痛と漢方薬…39歳の女性

10年前くらいから片頭痛に悩んでいるといいます。今までは病院の薬(デパケン)を服用していたようですが、妊娠も考えたいので漢方薬に切り替えたいとご相談に見えられました。体質は、手足の冷え、肩こり、生理痛があります。  

漢方薬の呉茱萸湯を調合。1か月後、手足が温まり、デパケンを止めても頭痛が軽くしか起こらないといいます。さらに2か月後、片頭痛は起きていないといいます。継続すること半年後、頭痛は起きず、無事に自然妊娠されました。