膝の痛みと漢方薬(42歳女性)

42歳の女性。1年前より、膝に水が溜まるようになり、痛みを覚えるようになったといいます。病院で水を抜くと、痛みは一時的に和らぐようですが、またすぐに水がたまってくると言います。

体格は、身長154cm体重48kg で、汗をかきやすく、寝汗もよく出るといいます。また、足首やすねの辺りが冷えやすいといいます。

漢方薬の桂枝加黄耆湯(煎じ薬)を処方。飲み始めると、お小水が非常によく出て、むくみが取れ、ひざの水もたまらなくなってきたといいます。その後も継続していくと、寝汗や汗っかきも減り、ひざの痛みもなくなりました。約半年間の服用で完治しました。

腰痛・坐骨神経痛と漢方薬(55歳男性:身長169cm体重69kg)

昨年の冬頃から、左の腰からお尻の上にかけて痛みが出始め、整体や鍼などへ行くと一時的には和らぐがまたすぐに痛くなるという。また、左足がしびれるようになってきたとのこと。

体質は、手足が冷え、肩がこりやすい。また、お小水が近く、残尿感もあるという。コーヒーを好む。

漢方薬の当帰四逆湯と八味丸を一日おきに処方。飲み始めて1ヵ月後、痛みが軽くなっているという。さらに1ヵ月後、痛み・しびれがほぼ改善。残尿感もなくなっという。それから約半年間服用して止められたが、再発はしていないという。