ジンマシンと漢方薬…38歳の男性

3年前よりジンマシンに悩まされているといいます。病院で抗アレルギー剤をもらい、服用すると落ち着いていたようですが、止めるとまた出てくるため、根本から治したいと漢方のご相談に見えられました。出る場所は、腕や足に多く、ほぼ全身に出るといいます。特に夜に出ることが多いといいます。体質は、疲れやすく汗っかき、取り越し苦労が多い性格です。のどがよく乾くといいます。

漢方薬の柴胡桂枝乾姜湯(煎じ薬)を調合。飲み始めて1か月後、ジンマシンの出る量が少し減ってきたといいます。さらに継続、1か月後、ジンマシンが半減し、夜もよく眠れ、疲れが取れているといいます。その後、漢方薬の服用で徐々にジンマシンは減っていき、約1年半で出なくなりました。

ニキビと漢方薬…22歳の女性

もともとニキビができやすかったようですが、社会人になってからひどくなってきたといいます。特におでこやほおの周りがひどく、デコボコとして痛みを伴います。体質は、149㎝体重39㎏と細めで、胃腸は弱く、下痢になることもあります。また、手足の冷え、月経痛、肩こりなどがあります。

漢方薬の当帰建中湯と排膿散を調合。飲み始めて1か月後、ニキビの新しく出る量が半減したといいます。さらに1か月後、新しいニキビは出なくなったといいます。そのまま漢方薬を継続し、半年がたった頃には元のきれいな状態の肌に戻りました。