常連の女性。子供がインフルエンザにかかり、それをもらったようで、寒気、倦怠感、腰痛があり、熱は39度出たという。この方は、なるべく新薬は飲みたくなく、漢方薬で治したいとのこと。まず、麻黄湯を飲んでもらうことに。麻黄湯を飲むと汗が出て熱が下がり、また半日位すると悪寒発熱が来るので、また麻黄湯を飲み発汗させるようお伝えした。そしておそらく2~3日くらいすると微熱に変わって症状が落ち着くので、そしたら柴胡桂枝湯を飲むようにお伝えした。その後、来局。言われたとおりになったとおっしゃり、麻黄湯を飲むと汗が出て熱が下がり楽になったという。そして3日目には高熱が出なくなって微熱に変わり、少し胃が気持ち悪くなったが、柴胡桂枝湯を飲むと、また汗が出て微熱が下がり、胃がすっきりし、食欲も出て調子が良いと喜んでおられた。