高血圧と漢方薬(49歳男性)

49歳の男性。3年前より血圧が上がり始め、病院で薬を飲むように勧められたようですが、その前に漢方薬で何とかしたいとご相談に見えられました。最高血圧は高くて150前後、最低血圧のほうが高く、100を超えることもあるといいます。顔色浅黒く、神経質なほうで、夜何度か目が覚めるといいます。ときどき蛋白尿が出ます。

漢方薬の七物降下湯(煎じ薬)を調合。飲み始めて1か月後、お小水の出がよくなり、夜もよく眠れるといいます。最低血圧は100を超えることが少なくなったといいます。そのまま同処方を継続、半年がたった頃には、最高血圧が130~140前後、最低血圧も80前後と落ち着いているといいます。その後も漢方薬を服用中で、血圧が上がることはないといいます。